みんながいる。大丈夫。

Dance with Grief

2014年に母をじしで亡くしてからの、娘の話。実験だったり、冒険だったり、メンタルが強かったり激よわだったりする話。

『花を飾ろう marumoto tatsuya』

お友だちによくお客さんを呼んでライブをしている歌手の方がいらっしゃいます。

 

その方が以前、新しい歌ができたとお知らせをくれた時のお話です。

 

『大事な人を亡くして

 

片うでや片足を失くしたような気持ちになった時

 

けしてまた同じように、うでや足は生えないけど

 

たとえむいしきであっても、覚悟をもって、そのまんま生きていく、

 

少しずつ受け止めながら、一歩ずつ歩んでいく、そんなあなたにぜひ聞いてほしい歌です』

 

職場でこのメッセージを見た時は、ストレートな優しい言葉と気持ちに心の琴線(きんせん)が触れて

 

私は1時間に1回トイレにこもって泣くことをくり返しました。

 

数年前ならこのまま職場のトイレで何時間も泣いて出れなくなって早退コースだったなぁ。と、なつかしくもある激しさ。

 

今回もそうなるのかな、ちょっとこわいな、今日はもう心が敏感(びんかん)になっちゃってありがたくて嬉しいのにつらい。帰った方がいいかな?と思っていたけど

 

優しい歌にはげまされ、その日一日を乗り切ることが出来ました。

 

昔はつらくなるから優しい歌やゆっくりした歌はあんまり聴けなかったけど

 

レクイエムが私にも聴けるようになった事、

 

たとえ似た様に激しく苦しくなっても、

 

涙を流しきった後に優しい気持ちが残る様になった事を改めて教えてもらえた曲でした。

 

最後になりましたが、marumoto tatsuya-san、うまく言葉にはなりませんが、

 

あれから日にちが経っても感謝の気持ちで一杯です。素敵な曲と言葉をありがとうございました。

 

この曲が必要とされる方の元に届きますように。 

 

(桜並木、バレエをおどる女の子を含むミュージックビデオです )

 『花を飾ろう』marumoto tatsuya

https://youtu.be/TM2lUILdJJ0