みんながいる。大丈夫。

Dance with Grief

2014年に母をじしで亡くしてからの、娘の話。実験だったり、冒険だったり、メンタルが強かったり激よわだったりする話。

8年分の気持ちの色

2021年の8月頃、

私は母を亡くしてこれまでの8年間の自分の心って色にするとどんな感じだったんだろう?と、思いつくままにまた描いてみたくなりました。

 

(色にしたり絵にしてみたり、なんだかよくしてますね笑)

 

畳に大きな模造紙を広げて

少しでもよく思い出すために、母を亡くした後の8年間自分がどこで暮らしたとか、

印象的だったこととか、一緒に笑ったりご飯を食べたり、そばにいてくれた人の名前を思いつくままに書き出しました。

 

(名前等が入っているところはモザイク処理をしています)

 

f:id:dancewith:20220305201153p:image

 

懐かしいなぁ。

 

当時の気持ちを思い出しながら次の模造紙へ。

 

先にお伝えすると、とても抽象的ですし、以前に書いた絵との整合性とかもまったく考えてなく、

誰か偉い先生が推奨しているやり方などでもありません。

 

ただ自分の心の中を5つの丸にして、感覚で色をつけてみただけの絵です。

 

(ひとつの丸じゃ足りなかった…)

 

f:id:dancewith:20220305201929p:image

 

そうだなぁ。

 

真っ黒が無くなったから、今は悲しみや苦しさが全く無くなったわけでもなく。

 

うまく言えませんが

 

苦しみは和らいで来たり、そして付き合い方も少しずつ上手くなってきたりしている様な。

 

そして悲しい気持ちがずっと心の大事なところにあるからこそ、いろんな人といろんな日々を過ごす中で、今までになかった色が生まれて来ているということの様な。

 

いろんないろんな、で。

 

なんだかそんな気がしています。

 

そして、またここからも変わっていくんだろうし、また何年後かに見ると、違って見えたりもするんだろうな。

 

そんなことを考えている2022年です。