『ばあちゃんがばあちゃん自身に使っていた言葉を借りるとすると、よくはない言葉だけど、おまえはノイローゼ⭐️』
と数年前に私に言ったのは、生まれた時から素直さの化身みたいな年子の兄。
母の死から数年が経っても、受けているショックが大きい私に対しての言葉でした。
当然当時の言葉に星マーク要素はなかったので私の後付けですが
本人は多分これくらいの軽い気持ちで口にしていると思います(困)
母が亡くなって、家に帰ってきている時
初めの夜は母と同じ部屋に私たちも布団をひいて兄妹で手を繋いで眠ろうとしました。
ですがお互いにほとんど眠れず、少し眠れても片方が苦しくて目をさます。
その度にもう片方が起きる。を何度も繰り返してようやく朝になりました。
兄と私の中に同じくらいなんだかよくわからない激しい苦しさの様なものがあることを、お互いが感じていた様に思います。
あの時ほど、兄の存在がありがたかったことはありません。
話を元に戻すと、
初めは同じような反応をしていた兄妹でもこんなに母の死に対しての考え方や感じ方が違うものなんだと、時間が過ぎるほどに不思議に思っています。
同じ遺伝子でできていても、人も違うし、もちろん生き方も違う。
母との付き合い方、距離、見てきた面も諸々も違うので、兄は兄なりの悲しみや苦しさとその表現の仕方があり、それは私にとっても同じ。
ノイローゼ⭐️と言われた私の8年の色と(根に持っている妹はこわいですよ👿)
彼のこれまでの色もまた全然違うものなんだろうなと思っています。