先日、5年ほど前に働いていた職場の元上司の女性と2人で食事に行ってきました。
その方は私の母が亡くなった時、職場でもプライベートでも自分のことの様にすごく目にかけて下さった方です。
例えば母の四十九日が終わり
実家のある九州から関東に私が戻ったその日に
『よかったら今日はそのままうちに泊まりにおいでよ』
と連絡をくれ、
本当にそのまま元上司ご夫婦とペットのチワワ2匹と一緒に一晩過ごさせてもらったりと
当時から、これは返せる自信がない所じゃないと思うほど、私はその方にご恩を頂いています。
先日は今のお互いのことや当時のこと、元同僚達の話を聞きながら、
久しぶりの、なんだか自分のお姉さんと過ごしている様な、安堵する時間でした。
その日から今日まで数日、気持ちの柔らかい所が溶けた分だけ、敏感になっている様な感覚でよく涙が出ます。
今が悲しいわけではなく、当時つらかった事を思い出すだけの涙でもなく、当時もらった優しさ諸々も一緒に思い出している、涙なのだろうと思います。
じしで母を亡くした当時
私の場合は生きていく事、その中でも特に
働くという事はとても困難な事に変わりました。
そんな時につかず離れず見守ってくれていたその元上司の方や、その周りの元上司達
(私が知らない所でも上の方達はいつも気にかけてくれていました)
そして一緒に働いた元同僚達にも
今でも感謝しきれないほどです。
当時の職場では難しい事迷った事も当然沢山あり、ご迷惑をかけてしまった事も数えきれないほどにありましたが
本当にいい方達に恵まれたおかげで、私は今があります。
1人でも多くの困難と生きる方達に
その方に合った休み方や学び方、働き方が出来る様な優しい社会に近づいてほしい。
参考になるかはわかりませんし、私は今もこの先も道の途中ではありますが
一つの例として、体験してきた事を今後はもっと挟みながらのブログにしていければと思います。
#仕事#自死遺族