みんながいる。大丈夫。

Dance with Grief

私は今もこれからも、母とゆっくり手をつないでダンスする。居心地のいい場所だけを探し続けていくきろく。

転移性恋愛っていうらしい②

前回、多分カウンセリングの副反応で

心理士さんが大好きになってしまったという事を書いて、一旦下書きに戻して、今。

 

ここ10日間くらい?

 

うち2日間はほとんどご飯が食べれず眠れなくなったり

片思いにしては激しすぎるほど感情が揺れていたので

これは科学的に引き起こされた感情なんだろうっていうのが自分でもわかるくらいだった。

 

ダイエットはとても捗った。

そしてすっごく楽しいけどすごく苦しくて疲れきった。

でもうまく扱えた時には、私にとって恋愛ホルモンは最高の薬の一種だと思うのは今も変わらない。

 

ネットには転移恋愛中のクライエントの声が溢れているのも頷ける。

 

それを読むのもし面白いし、

逆に心理士側の、クライエントが転移した時の対処法とか情報を調べたり、筋トレしたりでやっと少しずつ気持ちが落ち着いてきた。

 

カウンセリングの目的を見失いかけてた事にも少しずつ気づいた。

 

そういった頃にまた心理士さんとのカウンセリング。

 

どうしようと思いながら

5回目は、はじめてオンラインだった。

 

この心理士さんが優秀すぎるのか、偶然のタイミングなのかわからないけどオンラインで本当に助かった。

 

今まではマスクで見えなかった顔が見えて、一瞬で

『そうだよね。私は顔すらよく知らない』という気持ちが大きくなったからだ。

 

ずっと空を飛んでいたけど、やっと飛行機が滑走路に降りたような感じ。

 

私の中で美化され過ぎた心理士さんは、素敵には変わりないけど堺雅人とはまた違う人だった笑

 

でもとても目が綺麗な人だと思う。

 

気持ちの高まりが落ち着いて

 

『心をだんだん開けるようになって来たら、途中怖くもなった。

 

でも大丈夫な気がするから結局心がどんどん開いていく感じがします。

 

心理士さんってすごいお仕事ですね』

 

と伝えた。

 

心理士さんは時間をおいて、にっこり笑って

 

『それを聞けたおかげで、反対に僕の不安が無くなりました』

 

というような事を言った。

 

私が媚薬を飲んだみたいな感覚になっていた事も、多分向こうは全部わかっていて

距離を保ちながら微調整をトントン、とされている感覚。

 

こんなことができちゃうのすごい。