みんながいる。大丈夫。

Dance with Grief

2014年に母をじしで亡くしてからの、娘の話。実験だったり、冒険だったり、メンタルが強かったり激よわだったりする話。

今日はお参りができない日

家まで残り300mくらいの道から、食パンくんとくだらない話でお互い呼吸が苦しくなるくらい笑っていたのだけど、

 

残り50mくらい手前で知らない女性とすれ違い、食パンくんは少しして小さく『うん?』と言い、私は何も言わないで一緒に横断歩道を渡った。

 

横断歩道を渡り終え、いつも通り笑ってお疲れおやすみと言って別れたけど、さっきまで楽しかったのが嘘みたいに気持ちがもうしんどかった。

 

帰ってそのままシャワーを浴びた。

 

言葉が足りなければ本当に申し訳ないのだけど、すれ違った女性はおそらく精神を病んでいる方だと思う。

 

なぜか昔母がタクシーとの軽い接触事故にあい症状も軽く済んで安心していた時、兄と私が電話で話した内容を思い出した。

 

兄はいつも松岡修造さんみたいにポジティブで明るい性格だけど、あの時は抱えていた難しい気持ちを少しだけ、正直に話してくれた。

 

あんなことを兄妹で話さなきゃいけないなんて、苦しかったよなと今は思うけど

そんな気持ちの中を一緒に生きてくれる兄がいて本当に救われたのも本当。

 

何とも言えない気持ちになって、今日はいつも寝る前にする母や祖父達の写真にお参りはできなくてごめんの日。

 

母もきっと全部わかってくれる。

 

こういう外からの刺激がいつ起きるかわからないからこそ

一つ前に書いたブログの中身の様なことが自分を少し救ってくれる。

 

何度も突然思い返す昔の苦しい事があるけど、何度も意識して思い返せる今の優しい思い出や気持ちが助けてくれる。

 

次のカウンセリングまで少し時間があって今はよかったかもと思える。

 

天才かみちぃを観て笑って寝ましょ。