先日亡くなった大事な人は、私達に宿題を残している
と、みんなとの話し合いの中で話題が出て以来
私が受け取っている宿題ってなんだろう。
とずっと考えていました。
亡くなってもうすぐ1ヶ月が経つことが
今もまだ信じられないくらいなのですが
私がその方からもらった宿題は
『生きることを恐れ過ぎないこと』
『自分の失敗=誰かの死、自分の死だと今もどこかで思っていることを手放すこと』
なのかもしれないな、と今考えています。
母のことを打ち明けられる
心を開ける場所で
私はその方に生きることをもう一度、
沢山学び直させてもらいました。
かなりの心配症で、
その心配がいつも恐怖や自責から来ている私と
その方は忙しい中でもいつもいつも丁寧に向き合ってくれました。
『失敗したっていいじゃない。
一人で頑張ろうとしないでいいんだよ。
何かあったらちゃんとみんなが助けてくれるから大丈夫。
僕、いつも忘れ物しちゃうんだよ。
忘れ物をしないように赤ペンで手帳に書いてもね、よく忘れちゃうの。
いけません。
でもその度にみんなが助けてくれるから今があるの、ほんと』
そんな話をちょうど去年の7月にしてくれたことを覚えています。
『生きることを恐れ過ぎないこと』
『自分の失敗=誰かの死、自分の死だと今もどこかで思っていることを手放すこと』
私はいつか、ちゃんとここを越えよう。
『いいですね!それで行こう!
えーと、とーこちゃんは、恐れないっと。
よーし、メモした!ちゃんと赤でね』
きっとそう言ってくれる様な
今も声が聞こえる様な気がします。