みんながいる。大丈夫。

Dance with Grief

2014年に母をじしで亡くしてからの、娘の話。実験だったり、冒険だったり、メンタルが強かったり激よわだったりする話。

『失敗=死』からの脱却

先日亡くなった大事な人は、私達に宿題を残している

 

と、みんなとの話し合いの中で話題が出て以来

 

私が受け取っている宿題ってなんだろう。

 

とずっと考えていました。

 

亡くなってもうすぐ1ヶ月が経つことが

 

今もまだ信じられないくらいなのですが

 

 

 

私がその方からもらった宿題は

 

『生きることを恐れ過ぎないこと』

 

『自分の失敗=誰かの死、自分の死だと今もどこかで思っていることを手放すこと』

 

なのかもしれないな、と今考えています。

 

 

母のことを打ち明けられる

 

心を開ける場所で

 

私はその方に生きることをもう一度、

 

沢山学び直させてもらいました。

 

かなりの心配症で、

 

その心配がいつも恐怖や自責から来ている私と

 

その方は忙しい中でもいつもいつも丁寧に向き合ってくれました。

 

 

『失敗したっていいじゃない。

 

一人で頑張ろうとしないでいいんだよ。

 

何かあったらちゃんとみんなが助けてくれるから大丈夫。

 

僕、いつも忘れ物しちゃうんだよ。

 

忘れ物をしないように赤ペンで手帳に書いてもね、よく忘れちゃうの。

 

いけません。

 

でもその度にみんなが助けてくれるから今があるの、ほんと』

 

 

そんな話をちょうど去年の7月にしてくれたことを覚えています。

 

 

 

『生きることを恐れ過ぎないこと』

 

『自分の失敗=誰かの死、自分の死だと今もどこかで思っていることを手放すこと』

 

 

私はいつか、ちゃんとここを越えよう。

 

 

 

『いいですね!それで行こう!

 

えーと、とーこちゃんは、恐れないっと。

 

よーし、メモした!ちゃんと赤でね』

 

 

きっとそう言ってくれる様な

 

今も声が聞こえる様な気がします。