みんながいる。大丈夫。

Dance with Grief

私は今もこれからも、母とゆっくり手をつないでダンスする。居心地のいい場所だけを探し続けていくきろく。

守りたいから話せない気持ちも。

私がじしいぞくの会に、

 

参加者として初めて行くことができたのは

 

去年の5月くらい。

 

母が亡くなって4年目でした。

 

『あぁ、こんなに、いるんだ』って

 

改めて、人の数を目で見て驚いたことや

 

色んな年齢の人、誰かを亡くしてすぐの人、

 

いろんな人がいて

 

仏様の前だったことや

 

スタッフの方達のおかげで

 

なんだか実家にいるようでもあって

 

落ち着いて過ごすことが出来た気がしました。

 

 

その場に座っただけで泣いてしまったのは

 

この気持ちのための場所があるって

 

感じることが出来たから、だったのかな。

 

これまでのことはなかなか話せなくても

 

その場にいる人達に存在を受け止めてもらえたような気がして

 

嬉しかった気持ちも思い出します。

 

行くまでのことも、次の日やその後のことまでも

 

出向く人の気持ちが沢山揺れるのをわかっていて

 

色んなことを気にかけてくれている方達だったなぁ。

 

私がそこに行きたいと言った時に、

 

大人な気遣いをしてくれたお友達にも心から感謝しています。

 

さすがだなぁ。

 

 

私は自分の状況や変化等は話せますが

 

母のことを話すには

 

まだ今でも難しい時があります。

 

(この間、昔ムカついてたとか言ってたのは超進歩。😂笑)

 

何かを口にしたら

 

母を傷付けて自分も傷ついてしまうような

 

まだそれに耐えられるほど、

 

私の命の土台が整ってないような時

 

このぐちゃぐちゃな沢山の気持ちの中から

 

一片だけ話せても、うまく言えない。

 

きっと勘違いされちゃう。

 

誰にも母のことを悪く思って欲しくない。

 

それにその場に参加している方を、不本意でも傷付けてしまったらと思うとこわい。

 

なんだか、そんな気持ちを抱えている自分にも

 

居られる場所。居てもいい場所。だった様な

 

そんな風に感じました。

 

 

今はコロナの影響で、そういった会を開催するだけでも大変だったり

 

みんなの気持ちが揺れやすい時期だけど

 

世の中にはそんな温かい人たちが

 

沢山いるということを思い浮かべるだけでも

 

少し、強くなれる。

 

この気持ちが有り難いなぁと思っています。

 

どうかみんなが1日でも長く、健康で心穏やかでいてくれますように。