みんながいる。大丈夫。

Dance with Grief

2014年に母をじしで亡くしてからの、娘の話。実験だったり、冒険だったり、メンタルが強かったり激よわだったりする話。

守りたいから話せない気持ちも。

私がじしいぞくの会に、

 

参加者として初めて行くことができたのは

 

去年の5月くらい。

 

母が亡くなって4年目でした。

 

『あぁ、こんなに、いるんだ』って

 

改めて、人の数を目で見て驚いたことや

 

色んな年齢の人、誰かを亡くしてすぐの人、

 

いろんな人がいて

 

仏様の前だったことや

 

スタッフの方達のおかげで

 

なんだか実家にいるようでもあって

 

落ち着いて過ごすことが出来た気がしました。

 

 

その場に座っただけで泣いてしまったのは

 

この気持ちのための場所があるって

 

感じることが出来たから、だったのかな。

 

これまでのことはなかなか話せなくても

 

その場にいる人達に存在を受け止めてもらえたような気がして

 

嬉しかった気持ちも思い出します。

 

行くまでのことも、次の日やその後のことまでも

 

出向く人の気持ちが沢山揺れるのをわかっていて

 

色んなことを気にかけてくれている方達だったなぁ。

 

私がそこに行きたいと言った時に、

 

大人な気遣いをしてくれたお友達にも心から感謝しています。

 

さすがだなぁ。

 

 

私は自分の状況や変化等は話せますが

 

母のことを話すには

 

まだ今でも難しい時があります。

 

(この間、昔ムカついてたとか言ってたのは超進歩。😂笑)

 

何かを口にしたら

 

母を傷付けて自分も傷ついてしまうような

 

まだそれに耐えられるほど、

 

私の命の土台が整ってないような時

 

このぐちゃぐちゃな沢山の気持ちの中から

 

一片だけ話せても、うまく言えない。

 

きっと勘違いされちゃう。

 

誰にも母のことを悪く思って欲しくない。

 

それにその場に参加している方を、不本意でも傷付けてしまったらと思うとこわい。

 

なんだか、そんな気持ちを抱えている自分にも

 

居られる場所。居てもいい場所。だった様な

 

そんな風に感じました。

 

 

今はコロナの影響で、そういった会を開催するだけでも大変だったり

 

みんなの気持ちが揺れやすい時期だけど

 

世の中にはそんな温かい人たちが

 

沢山いるということを思い浮かべるだけでも

 

少し、強くなれる。

 

この気持ちが有り難いなぁと思っています。

 

どうかみんなが1日でも長く、健康で心穏やかでいてくれますように。