みんながいる。大丈夫。

Dance with Grief

2014年に母をじしで亡くしてからの、娘の話。実験だったり、冒険だったり、メンタルが強かったり激よわだったりする話。

今日は後悔の渦みたい

今日はホルモンバランスと少しの睡眠不足と仕事で触れたコンテンツのせいで、10年も前の自分の結婚と離婚の悪夢みたいな面ばかり思い出している。

 

どうしてあんなにサインがあったのに、あんなにみんなに止められたのに結婚してしまったのか。

 

あんなに母を悲しませる結婚をしてしまったのかを今日一日後悔している。

 

それ自体はもう10年も前のこと。

 

その数年後に母が亡くなったことと比べれば私にとってはもうなんでもないこと。

 

その時の自分には必要だったことだ。

 

結婚させてもらえたことで知る事ができた幸せもたくさんある。

 

そして母のおかげで、

相手との子どもができる前に無事に離婚できた事が、何より良かった事だと思う。

 

普段はもう全然後悔していないし思い出すこともほとんどない。

 

過去の事として軽く冗談にできるくらいだ。

 

そしてそれが母が亡くなった直接的な原因になったわけではない。

 

だけど、母が遺した遺書には私の離婚のことが一行だけ書かれていた。

 

相手に対する恨みや辛さとかではなかった。

 

きっとこれから私に幸せになってほしい気持ちからの言葉だったのだと思う。

 

「一生辛い気持ちを背負って後悔しながら生きていくのか、全部忘れて幸せになるのか、今みんなの前で選びなさい」

 

母のお通夜の時、叔父のこの言葉のおかげで、私は後悔しない道を選んだ。

 

時間は掛かっても、そうするしかないと思った。

 

でも、

 

もう振り切ったはずだったのに、今日はすごく頭の中を巡る。

 

それに引っ張られて、他の不安や後悔も頭の中を巡る。

 

いろんなことに挑戦させてもらえたおかげもあって、自分でも驚くくらい今自分は幸せでいられているけど、

 

その裏にはもちろんとても痛い失敗も後悔も迷惑をかけてしまったことも現在進行形で沢山ある。

 

今日はそんな日陰の部分が頭を巡る日。

 

ここまで思い出してしまったら無理に追い戻すことも難しいだろうな。

 

今日は仕事から帰ってすぐにシャワーを浴びて、食べたいものを食べ牛乳を飲んだ。

 

今日はいつもよりも早めにベッドに入って、ジェラードンの角刈りの婦長さんとかみちぃに癒されて眠ろう。

 

明日はまた違った気分で目が覚める。

 

優しい人たちにまた会おう。