みんながいる。大丈夫。

Dance with Grief

2014年に母をじしで亡くしてからの、娘の話。実験だったり、冒険だったり、メンタルが強かったり激よわだったりする話。

可能性とその先のこと

本人が、ほんの少しの可能性でも信じてるって言ってくれたから

 

私もその道とその言葉を信じている。

 

だから私は心配し過ぎないように、

 

でも楽観的になり過ぎないように、出来ることを探してる。

 

ターミナルケアというにはきっとまだ早いって思いたい。

 

大事な人の命について、色んなことを目の当たりにした時

 

心のバランスの取り方は相変わらず難しいね。

 

大事な人の気持ち。

 

限りある時間を目の前にしてどう過ごしたらいいんだろう。

 

なんか、あんまり悲観的に考え過ぎたくはないけど

 

この気持ちを言葉にするとしたら

 

せつなくてしょうがない。

 

とても。

 

何も出来ないから、

 

ただ今を全部覚えていたい。

 

少しでも多く。

 

電話の内容も全部メモをとってしまう。

 

 

本人や家族はなおのこと。

 

ずっと考え続けて選んでいる道。

 

まだ可能性を広げられる道があるかもしれないのに

その人の選んだ道を尊重するって、

 

お前が言うのは綺麗事だよって感じのこと兄は言っていた。

 

よくわからないけど

 

私は関わる人の全部の気持ちが正しいと思う。

 

大好きだから、生きていてほしい。

 

大好きだから、あなたが選んだ道を信じてる。

 

そして全部いつかうけとめて

全部うまくいく様に、

1日でも長く幸せでいてくれる様に願ってる。

 

その道の中で少しでも長く一緒に生きたい。

 

こんな風に話していたい。

 

面と向かってはなかなか言えないけど、

 

今は色々難しいことが多いけど、

 

この先で、

 

ほとぼりが覚めたら、

 

また全部つながって、

 

またきっと、まるく、まぁるくなりたい。

 

私たちにはわからないことが沢山ある。

 

今生きてる世界だけが全部じゃないなら、尚のこと。

 

なのにどうして、死について

 

こんなにも苦しくなって私達は悩むのかがまたわからなくなるけど

 

その先の世界で

 

お母さんは私達を見守ってくれてるんだろう。

 

天国ってやっぱり、お母さんも大好きだった石垣島みたいな、竹富島みたいな場所かなぁ。

 

お母さんのことだから、神様に相当な無理を言って私達を守ってくれてる可能性もあるなぁ。

 

いつか神様に会ったら、

 

うちの母が本当にお世話になりましてってまず言うべきかもしれないくらいに。

 

ありがとう。お母さんも、お母さんを守ってくださる神様も。

 

見守っていてね。みんなのこと。これからも。